僕は建築科に所属しているんですけど、他の理系学科と比べて、エキセントリックでぶっ飛んだ思想をお持ちの方が多いんです。
話は半月ほど前にさかのぼります。
その日は「設計」という、自分で考えた建物の図面を書き、模型を作る、という一番建築っぽくて人気のある授業でした。
建てたい家のアイデアをスケッチ帳に書く時間だったんですけど、こういうクリエイティブ(?)な作業の途中って、自分の思想を他人にひけらかしたくなるみたいで。
「(スケッチブックに描いてある家の)ここは何でこんな形になってるの?」
とか聞いた日には、待ってました!とばかりに延々と自分の建築論を話されるんですよ。
僕はあんまり建築が好きじゃないんで、そういうのホントわかんないんですよね。
大体、建築科とか「うわーもうこの時期じゃ文転できねー・・・理系だと建築が一番女の子多いらしい」っつって超適当に決めた口なんで。
だから、そういう話を振られてもいっつも右から左なんですけど、その日はとりわけエキセントリックな持論を話す御仁がおられて。
「人間の思考の根底にはいつも『性』があるんだ。生物の目的は繁殖するためだから間違いないよね?だから人間の創造する物には、いつも性的な要素がないとおかしいんだ。」
まとめるとこんな感じです。
いろいろぶっ飛んだ三段論法だなーなんて思いながら
「ふーんそうなんだー。君はなかなかアナーキーだね。ハハハ」
って適当な相槌を打ってたんですけど、ちょっと待てよと。
建築×AV
これ素晴らしくね?
と思いまして。
「いきなりAVとか言ってマジわけわかんね」って思った人も多いはず。
順を追って説明します。
まず最初に、なぜ高校生、ナース、キャビンアテンダント、痴漢電車・・・等のAVが多く出されるのか?という話です。
制服がいいから。ナース服が萌える。そういう理由もあると思います。
しかし「シンクロ」というのが大きな要因の一つでしょう。
高校生活、入院生活、飛行機、満員電車。
これらは比較的多くの人たちが体験するものです。
「もし僕の学生生活で・・・」
「もし僕が入院してる時に・・・」
「もし僕の乗った飛行機に・・・」
「もし僕の乗った満員電車に・・・」
「「「「こんな淫乱がいたらさぞ楽しいだろう」」」」
そういうことです。
こういうシチュエーション物のAVには、「男優に自分をシンクロさせる」という楽しみ方があるのです。
話の焦点をもう少し絞ってみましょう。
たとえば、綾波レイのコスプレAVが出るのもまたしかり。
「もし僕がレイとニャンニャンできたら・・・」
そんな欲望をより克明に想像するために、男優と自分を『シンクロ』させるんです。
そろそろ話が見えてきたでしょう。
先にあげた制服、ナース服などが割と幅広い層をターゲットにしているのに対し、エヴァファン×エロスというコアな少数派にしか受け入れられないにもかかわらず、綾波レイAVが成立するということは・・・
「建築科AV」
これも十分成り立つというロジック。
これはガチでアツいっしょ!!
男優は先生、女優は優等生の女子生徒。
***
夜の学科棟。
―カツカツカツ・・
「美優君じゃないか。」
「あっ、先生、お疲れ様です。」
「こんな時間まで頑張ってるね。」
「課題提出が近いので・・・先生、よろしければ私の案を見ていただけませんか。」
「よかろう、ふむふむ・・・美優君、一つ聞いていいかな?」
「はい!」
「今回の課題は2階建ての一般住宅だよね?」
「はっ、はい!」
「模型自体はよくできてるんだけど・・・この流線形の地面から突き出たようなフォルムはなんだい?」
「これは・・・その・・・」
「ハッハッハ。恥ずかしがらずに言ってごらん。」
「・・・男性器をモチーフにしました。」
「・・・えーと、何でそんなことをしたのか聞いてもいいかな?」
「・・・はい。人間の思考はすべて『性』に起因しています。それは動物が繁殖することを第一の目的に置いているからであって、人間も例外ではなく、したがって・・・」
「うんうん、言わんとしてることはなんとなくわかるけど・・・しかし・・・」
「人の話は最後まで聞いてください!!住宅と言うのは人間の生活と最も密接な関係にあり、云々」
「ちょっ、まっ、だからって一般住宅をこんな奇抜に・・・」
「先生は頭が固いんです!そうやって固定観念に縛られてるからいつまでたってもうだつが上がらないんですよ!!」
「・・・」
「すっ、すみません!つい熱くなって。」
「いや、いいんだ。それより、君はさっきから人間だの性だの、わかったような口をきいてるよね?」
「・・・はい。」
「男性器は何のためにあるのか知っているかい?」
「それは・・・あの・・・」
「性を語ってるくせに、そのくらい言えないでどうするんだ!!」
「性行為をするために・・・」
「そうだ。では次。男性器をモチーフにしたなら、当然形についても調べてるはずだよね?何で調べたの?」
「それが・・・私本物を見たことなくて・・・」
「ハッ!?本気で言ってるのか?」
「でっ、でも文献でしらべました!!」
「じゃあ男性器はより女性器に挿入しやすく、刺激を与えやすい形になってるのは知ってるよね?」
「もっ、もちろんです!」
「そのためのフォルムなんだ。それが目的でああいう形になったの。だから挿入しやすくて刺激を与えやすい形じゃないと、男性器とは言えないわけ。わかる?」
「その通りです・・・」
「君の住宅はちゃんとそれに則ってつくったのかな?」
「それは・・・」
「えっ!?違うの!?違うのにあんな偉そうなこと言ってたの!?」
「いっいや、ちゃんとそう考えて作りました!!」
「じゃあ証明してよ。」
「えっ?」
「ちゃんとそういう機能を持ったフォルムになってるか、お前の作った1/100模型で証明してみろっつってんだよ!!」
「えっ、ちょ、先生、何するんですか!やめてください!!」
***
前置き長っ!!

でも出たら買う!




建築科AV・・・とんでもない隙間産業があったもんです。
いやー、世の建築学科生は興奮すること間違いなしだと思うんですけどね・・・
誰もやらなければ僕がやるしかないですなw
個人的には化学科AVを出してほしいものです!!
「私、新しい結合方法で新しい化合物を作ってみたんです。でもよく見たらこの化学構造…男性器に見える…」
「はっはっは!君ってやつは。僕と共有結合してみないかい?」
みたいな。ダメですねww